オクラのパワー

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smaccのヨーガ・セラピスト 佐高葵月代です。ここ数日は、1年のうちで札幌が最も暑い時期でしたが、今朝はやっと一息つける気温になりました。急激な暑さとグッと涼しくなる気温を繰り返すころ、夏バテが出やすくなります。

スタミナをつけるのに、肉だけではなく、野菜のパワーもいただきましょう! 今日は今が旬のオクラの話題です。オクラは「アオイ科トロロアオイ属」の食用植物であることから、「世界一、美しい野菜の花」とも言われます。写真の花は、葵(あおい)そのもの! 花も楽しめる身近な野菜です。

オクラの独特のぬめりには、ペクチンという食物繊維が含まれており、整腸作用に効果があります。カルシウム、鉄、カロチンなども含んでいるため、夏の疲労回復にもお勧めです。免疫力アップ、糖尿病や動脈硬化の予防にも効果があると言われています。ただし胃が弱くて下痢ぎみの人は、食べ過ぎ注意です。

オクラにはコレステロールを減らす作用もあります。また、血糖値をコントロールすることが鬱になるリスクを下げることから、オクラは不安、抑うつの解消にも今後効果が期待できそうです。

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カパ、すべてのドーシャに良いと言われています。お肌に潤いを与え、利尿、滋養強壮の作用を持ち、熱やと胃潰瘍にも良いとされています。消化力や代謝の低下する、梅雨時期や夏に摂りいれたい野菜ですね。

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写真は、我が家で夏によく登場するネバネバそうめんです。具材は、オクラのみじん切り、すりおろした長いも、納豆のネバネバトリオと、温泉玉子、トウモロコシのかき揚げです。そうめんはご飯やうどんにも変更可能。大変便利な具材セットです。

オクラはフードプロセッサーがあると便利ですね。オクラ5~7本に大さじ2杯程度の水か、だしを加えて攪拌します。

温泉玉子は、Mサイズの玉子2個であれば、小さな鍋(お湯の中に玉子がほぼ隠れてしまう程度の大きさ)に500ccのお湯を沸騰させ、火を止めます。100ccのさし水をしてから、静かに玉子を入れて、ふたをして13分放置。あとは、余熱で火が通りすぎないよう、すぐにお湯を捨てて水で冷やします。玉子の大きさや個数によって、放置時間を若干調整する必要がありますが、この方法で失敗がなくなりました。

トウモロコシのかき揚げは、昨年レシピをブログに載せましたので、こちらをご参考になさってください。少量の油で簡単に作れるので、後片付けも楽です。

夏バテに気をつけて、盛夏を乗り切りましょう!


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