アドラー心理学研究会 第4回勉強会




アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。
札幌は大通り公園でビール祭りも始まって、いよいよ短くも暑い夏本番といった感じです!

7月27日(土)、アドラー心理学研究会(アドけん)第4回目の勉強会を開催しました。
今回は少人数ながらも、ELM勇気づけ講座受講経験者ばかりとあって、テーマを掘り下げた内容をシェアすることができました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今回のテーマは「諸刃(もろは)の剣の『ことば』そのひとことを勇気づけにするために」でした。

セルフ・トークが生まれてくる背景にあるライフ・スタイルの捉え方で盛り上がりました。ライフ・スタイルの復習も兼ねて、認知療法の自動思考とセルフ・トークを絡めての説明をさせていただきました。

私たちは1日に数万回の思考をすると言われており、その中で意識せずにつぶやかれることを「セルフ・トーク」とよんでいます。私はこれを「頭の中のツイッター」と捉えています。
セルフ・トークには2種類あって、プラスのセルフ・トークとマイナスのセルフ・トークがあります。

セルフ・トークはほとんど無意識に、瞬時に発せられるので、捉えるのが難しいものです。
嫌なことがあって
「なんで私だけがこんな思いをするの?」とか
「ちぇっ」とか
「ったく、もーーーー!」
など、通り過ぎてしまうと「そんなことつぶやいてたっけ?」と、忘れ去られるものがほとんどだと思います。

セルフ・トークには人それぞれ傾向があり、マイナスのセルフ・トークが多すぎると、性格特性に影響を及ぼしたり、行動そのものを萎縮したりと、あまりよい影響が出ないケースがあります。

そこで、セルフ・トークが生まれる前後の感情に注目し、セルフ・トークをキャッチすることを考えてみました。
前回の勉強会では、ライフ・スタイルから生まれる感情に注目したので、今回はその流れで言葉にスポットを当てました。

さて、次回は第5回。いよいよ「行動」がテーマです。
自分自身の感情や言葉に責任を持ち、勇気ある行動を意識することで、人生をさらに前向きに変化させていきましょう。

タイトルは「勇気を持って、あと一歩前に進もう!」です。
私たちは、行動に移せない時は、何らかの原因があってアクセルを踏みつつ、ブレーキも踏んでいる状態(膠着状態)です。この状態を、アドラー心理学の理論で勇気を持って、一歩を踏み出す方法に注目してみましょう。

以降のスケジュールは以下の通りです。場所は、いずれも「ちえりあ」で行います。
第5回 8月10日(土) 13:30?16:30 研修室5
第6回 9月28日(土) 13:30?16:30 研修室5
第7回 10月12日(土) 13:30?16:30 研修室5

心理学の知識がなくても、どなたでも参加できますので、下記の研究会のページをご覧いただき、お申し込みください。ご参加をお待ちしています!
https://smacc.jp/adler/


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