アドラー心理学研究会 第14回勉強会


アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。
お陰様で、5月31日開催のアドラー心理学を1日で学ぶ講座「他者と繋がりながら、自立して生きる勇気」が残席4席となりました。ご検討中の方は、お早めにお申込みいただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
詳細とお申込みは、こちらからご覧ください。

さて、5月17日(土)、アドラー心理学研究会(アドけん)第14回目の勉強会を開催しました。今回は初参加の方4名を含み、総勢19名で勇気づけを学びました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
テーマは「目的論で未来を変える!」です。

目的論の逆の考え方は原因論です。私たちの周りには、意識しなくても原因論に基づいた考え方が溢れています。原因論は、大雑把に言ってしまうと、過去の何らかの原因や出来事が、今の自分の性格や境遇を作っているという考え方です。
「親も太っていたから、私がダイエットに成功できない」
「仕事がうまくいかないのは、ダメ上司のせいだ!」
「もっと美人だったら、素敵な人と付き合えるのに…」
などなど・・・。原因論で物事を考えると、責任を自分以外のものに転嫁しやすいのです。
アドラー心理学の目的論は、人間行動を意思のある営みと考えます。私たちの行動には、その人特有の意思が存在し、自分が今あるのは、自分で選択した結果という見方をするのです。

ということは、自分の意思でいつでも自分は変わることができるんだ!
なるほど、すごく前向きになれるなぁ!と最初思ったものの、いざ自分自身にあてはめてみると、いろんなことを過去や人のせいにしていたことも多く、耳が痛いと思った経験があります。
そして、変わるのには勇気も必要です。
例えると、走り幅跳びで距離を飛ぶのには、十分な助走が必要ですね。
それと一緒で、自分が変わるためには「変わってもOK」と自分に言える助走の代わりの勇気が必要なのだと思います。

アドラー心理学の理論は、それぞれがリンクして人生を緩やかに前向きに変えていく流れを作っているのです。学び続けてそれを強く感じています。そして理論を知るだけではなく、実生活に理論を照らし、実践することで、初めて活かせるのだなとも。

ひとりでは実践が難しかったり、理論で躓くこともあるかもしれません。ぜひ、勉強会にご参加ください。いろんな職業や生活環境の方が集まり、様々な価値観に触れることができる、とても明るく温かい勉強会です。

以降のスケジュールは以下の通りです。
場所は、いずれも「ちえりあ」で行います。
第15回 6月21日(土) 13:30?16:30 研修室2
第16回 7月19日(土) 13:30?16:30 研修室4
第17回 8月13日(土) 13:30?16:30 研修室4

心理学の知識がなくても、どなたでも参加できますので、下記の研究会のページをご覧いただき、お申し込みください。ご参加をお待ちしています!




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