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アドラー心理学の出生順位

171101アドラー心理学研究会代表の佐高 葵月代です。
先日、ヨーガ療法士の事例検討会で、アドラー心理学の出生順位について語られる場面があったので、振り返りとして記載しておきます。

アドラー心理学では、家族の構成や年齢、性別による配置を家族布置と言い、親との関係性よりも「きょうだい」の誕生順位の影響を大事に扱います。きょうだいが関わる過去のエピソード(ある日、ある時の出来事で、ヴィヴィッドに記憶されていること)は、ライフスタイルに影響を与えていることも多いと思われます。

それぞれの特徴として、次のようなものがあります。
あくまでアセスメントの参考にするものであって、クライエントを枠組みに押し込むものではないことを、付記しておきます。

第一子(長男・長女)
一番であり続けなければならないと思います。
最初は単独子( 一人っ子) で注目の的ですが、下の子が生まれると「王座を奪われた」状態になります。何とか自分の立場を奪回しようとします。責任感が強く、頼りがいがあり、従順なところもあるので、権威のある人とも上手くやっていきます。

第二子
追いつき、追い越さなければならないという焦りがあります。
第二子は第一子とライバル的な関係になりやすく、親からの愛情や関心、注目を得るために、あえて第一子と別の道を歩む傾向があります。多くの場合、第一子と第二子は正反対の性格になります。

中間子
自分の居場所を見つけなければならないという思い。
生まれた時にはすでに上の子が存在し、少しすると下の子が生まれるので、親からの愛情や関心を十分に受けた経験がありません。親から愛されていないと感じたり、自分には居場所がないと感じながら育ちます。

末子
特権を持つべきだという甘えん坊。
上のきょうだいに比べて弱さや小ささを感じながら育つので劣等感をもちやすい傾向がある反面、自分の能力に自信が持てると成功者になります。

単独子(ひとりっ子)
親の特性の影響を直接受けやすいと言われます(神経質だったり、楽観的だったり)。親の愛情や関心、注目を一身に受けて育ちます。大人の中で育つため、自分は特別であるという感覚を持ち、他の人と分かち合うという経験がありません。大人の中で自分の無力感や劣等感を持ち、大人との接し方をよく心得ていて注目されようとします。同年代と喧嘩をしたり、うまく自己主張をしたり妥協をするという機会がないため、対人関係が上手でないことが多いと言われます。

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私はひとりっ子なので、この特徴が当てはまるなぁと実感(笑)!
きょうだいがいないので、幼稚園に行くまでは「比較」されるということがなく、幼稚園以降は、ひとりっ子ならではの劣等感があったように思います。母は、甘やかしてはいけないという思いから、厳しく育てたと思います。

小学校の時から、「大人びている」とよく言われたのも、同年代より大人と過ごす時間が長かったからかもしれません。人に相談するよりも自分で徹底的に悩み、自分なりに解決し、乗り越えている、自己完結型の傾向も強かったです。アドラーを学ぶことによって、この傾向は改善したように思います。

強く共同体を求める反面、ひとりの時間を大事にしている(というよりひとりの時間がなければ、バランスが保てない)という孤独を愛する面は今もあります。

「ひとりっ子に見えないですねー。弟がいっぱいいそう」と言われる私の隠れた?一面でした!


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2017/11/01 19:36