【1月】肩こり予防に3つの呼吸法

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smacc代表の佐高 葵月代です。新年あけましておめでとうございます。
昨年もアドラー心理学やヨーガ・セラピー、マインドフルネスを通して、たくさんの方とお目にかかれることができました。
今年も、私が伝えらえることを地道に広げていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

12月に50年ぶりの記録的な大雪になった札幌ですが、今年のお正月は雪が降らず、穏やかなスタートとなりましたね。冬は家で過ごすことが多くなり、活動量も減りがちですが、雪かきは避けられないのが、雪国の定め。寒さと運動不足で、身体がコリ固まっている状態で、激しい雪かきをして肩や背中の不調を訴える方も多くみられます。普段から少しずつコリを解消しながら、雪かきをすることで、疲れや痛みが残りづらくなる体づくりをしましょう。

今月のポイントは3つの動きを呼吸法に合わせる簡単なルーティンです。
①両手押し ②腕押し ③頭押し と覚えてくださいね。
動きを伴いますが、あくまで呼吸法と意識して行うようにしてください。
椅子に座ってでも、正座でもOKです。

  1. まず、①の動きです。胸の前で合掌。肘を少し上げ、息を吐きながら手のひらの中央を押し合っていく。
  2. 息を吐ききったら、押し合った状態を保ちつつ、5呼吸キープ。終わったらゆっくりと手を離し腿の上に戻してくる。5呼吸休んで、あと2ラウンド行う。
  3. 次に②の動きです。両肘を曲げて、胸の前で腕同士を重ねる。どちらの腕が上でもOK。息を吐きながら、上下の腕を押し合っていく。
  4. 息を吐ききったら、押し合った状態を保ちつつ、5呼吸キープ。終わったらゆっくりと腕を離し腿の上に戻してくる。5呼吸休んで、腕の上下を入れ替えて行う。終わったらあと1ラウンド行う。
  5. 最後に③の動きです。息を吸いながら、両手を頭の後ろに回し、指を組んでおく。この時、前かがみにならないよう、首筋と背筋を伸ばす。肘を少しだけ後ろに引く。
  6. 息を吐きながら、後頭部に当てた手と頭を押し合う。押し合う力は、首が震えない程度に。強くしすぎないことが大事です。
  7. 息を吐ききったら、押し合った状態のまま、5呼吸キープ。終わったら力を抜いて、手をほどき、ももの上に戻す。5呼吸休んでから、もう1ラウンド行う。
  8. ①~③の動きを終えたら、静座(背筋を伸ばし楽に座る)で休む。

ステップは8つですが、基本の動きは3つだけ。覚えてしまうと仕事の合間や家事の合間にできる簡単なものです。ささやかですが、続けることで体にコリや緊張が溜まりにくくなります。冬に肩こりが悪化する方や、四十肩、五十肩が気になる方も、ぜひ実践してみてくださいね。

※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。当方では責任を負いかねます。


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